試験

桜咲く村(2)

この村は程よい高地にあるため、花々にとっては良い環境なのだと思う。咲いているのは何も桜だけじゃない。雲南系中国人が多く入植しているので、当然彼らの愛する梅の木もたくさん植えられている。桜もこの村の近所に住む赤カレン族の男性が農業研修先の日…

桜咲く村(1)

僕ら日本人にとって桜という花はやはり特別な花だと思う。いま僕はタイに住んでいるが、この南国タイにも桜の咲く場所がある。タイ北部チェンライ県の山奥ドイチャン村。標高1500m程の高地だ。そもそもラオス、中国雲南省に近いこのチェンライ県はタイで気候…

レンテン族の村にて。

ルアンナムターの町の比較的近く(といっても30kMほど離れてはいるが)にあるナムリー村。ここはレンテン族の村だ。タイ・ラオスでめっきりと少なくなってしまった民族衣装を日常的に着ている村だ。ここは比較的裕福な村だがそれでも民族衣装や織物などレン…

ルアンナムターの市場にて(2)

市場を歩いてお腹がすいたら、この市場の奥に何軒か麺屋さんが並んでいるのでどっかと陣取って麺と食することになる。麺はタイや中国南部で食されている「クイティオ」に近いカオソーイと呼ばれる麺だ。チキンスープをベースにトッピングには地元の味噌が乗…

ルアンナムターの市場にて(1)

ルアンナムターの市場は小さな町なのですぐ見つけることができると思う。何度か訪れているが、本当に小さくてのんびりしていい町だ。今回は市場の周りにもちょっとした変化があった。中国のモンラー、景洪行きのバスの発着所が移動されて大きなホテルが建設…

北ラオス ルアンナムター 2008年

北ラオスから中国雲南省国境にかけてまた車で走ってきた。 いつも問題になるチェンコン(タイ)-ファイサイ(ラオス)国境。今年もいろいろ手続きの変更点や何やらで両側とも大変だった、ここら辺を車で走破するということに興味のある人はまた別にコメント…

私事ですが

何をとち狂ったのか、ナコンパノム県にいきなり家を建てました。 土地は90ライ(1600平米X90)ほど。パイナップル、ユーカリの木、米などを栽培しはじめています。またこの話は、いづれ。

ラオ族の主食

ラオ族。ラオスやその周辺国住むタイ系民族のひとつ。 彼らの主食は蒸したもち米。日本人にとっては馴染みのある味だ。 その蒸したもち米を入れるのがこの竹で編んだかご。 見ていて可愛い。

北タイの少数民族の話は、書き始めるときりが無い。 普段の日記帳に戻ることにします。今日結構ショックだったのは銀塩カメラ(フィルムカメラ)のバッテリーCR123Aという、ごくありふれた(はず)の バッテリーを買いにいったら行きつけの機材屋もなく、カメ…

パロン族の少女-2004年

これはALT-Rで貼り付けたかもしれません。 4年後の今回、彼女はもう結婚して村を出ていました。

タイ北部の山岳少数民族たち(4)

こういう少数民族の村を訪れる楽しみのひとつは元気な子供たちで、この自然児たちを見ていると何だか元気が出てくる。村と町の距離が近くなっても唯一変わらないのが子供たちの生活。それもそのうちゲームとかはやりだしたりして大きく変わってゆくのかもし…

タイ北部の山岳少数民族たち(3)

4月はタイ系諸族にとっては、大切な月で彼らにとっての新年に当たる。ソンクラーンとよばれ、仏様やお寺ををきれいに清掃し、家族の年長者の手に水をかけお清めをし敬意を示して祝う。ちょうど日本の花祭り(灌仏会)に似ているし時期的にも近い。これは偶然…

タイ北部の山岳少数民族たち(2)

以前は夕方になると家々から囲炉裏の煙が上がり、畑仕事を終えたものたちがそぞろ集まってきて、私の持ってきた酒をおいしそうにちびりちびりとやりながら、何だか少しほっとした感じの夕刻のひと時をすごしたものだった。いまは安酒なんかいくらでも麓のス…

タイ北部の山岳少数民族たち(1)

新年から何回か続けてタイ北部(チェンラーイ県、チェンマイ県)の山地に住む少数民族の村を訪ねている。昨年は中国・ラオス・ベトナムの国境周辺をうろついたが、今年はタイ国内をうろつこうと思っている。 新年はチェンラーイ県ドイチャーン周辺の村。今回…

無題

ベトナムの街角で

夕暮れの街をそぞろ歩く。

その日、正確に言えばその前夜からずっと車を走らせていた。平均速度100kmで、バンコクからすでに800Kmほどになろうかという頃だ。ラオスに向けて車はメコン河沿いの国道に差し掛かってきた。 冬のタイ東北部の朝はちょっと肌寒いくらいの気温だ。暖かいメコ…

メコンの周辺を歩く

昨日かえって来ました。写真はメコン河に落ちる夕日。対岸はタイです。ラオス側からの風景です。 昨年まではインド中心の旅が多かったですが今年はラオスに絡む旅が多かった。とりわけ、陸路中国雲南省やベトナムQuan Tri省など多国に渡っての陸路の旅は、思…

ハノイにて

รถไฟBTS

自分のいる場所

ラオスの物乞い

チェンライ県チェンセーンから、パスポートも使わずにラオスに渡れる場所がある。といっても、メコン河の中の島なので問題ないということだろう。この島にはラオスには珍しく乞食がいる。表情も険しい。彼らよりもっと貧しい人々ももちろんラオス国内には多…

境界線上を歩くこと

ぼくとその外側を隔てる境界が時として見えなくなり、そして躓く。 いつも綱渡り。そんな日常を重ねて年とってゆく。

作業場

急ぎで入稿する原稿と写真ができて、やっとひと段落つきました。 ちょっとお休みということで、こんな汚い環境で作業していますという、写真を。 え?見たくないです?すみません(笑)

11月はなんだか

日本行き3回東京、大阪。 タイの地方2回(東部ラヨン、東北部ナコンラチャシマー) ベトナム1回 スケジュールがすげぇことになってます(鬱)

撮る側と撮られる側の距離感

最近考えるのは、山の民を撮影するときの距離感。 もちろんいきなり村に押しかけて撮影なんてことはしない。どの村も付き合いを重ねることが大切だと思うし、村長(むらおさ)とのコミュニケーションなしでは、警戒されるかお金を無心されるかだろう。 いま…

土曜日や日曜日は

たまにはカオサンロードあたりに出かけてみる。 何だかもう外見が旅行者らしくないようなので、 日本食屋の日本人オーナーに 「あなたカオサン住民じゃないですね?」って言われたり。

カレン族の子供

今年もあと2ヶ月を残すころになって、インドシナも乾期を迎えたようだ。山や国境線を渡り歩いて、ほんとうに少数民族の文化がどんどん平地民と同じようになっていくことに少しあせり気味だ。民族服を日常的に着る人々はどんどん減ってゆく。民族のアイデンテ…

今日は役所に行ってきました

悪口じゃないけれどタイの役所は一回の用事で必ず2回行くことになる。電話であれこれ問い合わせて書面を準備して万全の態勢で出向くのだけれど、何かが引っかかって、再提出とか追加書類の提出とかになる。日本の場合は窓口でアドバイスをあれこれ聞いている…